No.715
浜松市の中心部
アクト通りでは毎年
東日本大震災復興支援として
「復光キャンドルナイト」を
3月11日に行っています。
ぼくはこのイベントが
始まった時からほぼ毎年
参加しています。
今年は自転車をこいで
息子と二人で行ってきました。
ぼくがこのイベントに参加する
きっかけになったのは
実際に被災地へ行って
そこで知り合った人たちとの
縁を切らないためと
あの日起きたことを
絶対に忘れないためにです。
11年前の震災が起きた
3月から8ヶ月後の11月。
ぼくは
理美容師仲間と
被災地を訪れました。
岩手県大船渡市が
浜松市と姉妹都市に
なっているとかで
ボランティアが集めた食器を
復興を目指す飲食店さんに
渡すというお手伝いを
させてもらいました。
しかし
8カ月経ってても
目をふさぎたくなるような光景が
目の前には広がっていました。
役所の方をはじめ
被災された色々なご職業の方の
お話を聞くこともできました。
その中には
床屋さんもいました。
どの方のお話も
その人にしか分からない
辛いお話しや恐怖の話しで
本当にすごい地震だったんだと
改めて感じました。
ぼくの商売は対「人」。
実際に被災地で見たこと
感じたこと聞いたことを
家族はもちろんお客様に
震災の恐怖と
津波から逃げることの重要さを
伝えていってほしいと
被災者の方が言ってました。
ぼくはそれをずっと
今でも続けています。
そして
被災地を応援し続けることによって
県内県外に渡り
多くの人とつながることもできました。
大船渡でも
たくさんの友人ができました!
最後に大船渡へ行ったのは
もう8年か9年くらい前。
いつかまた
新たな「縁」をつなぎに
大船渡へ訪れれることを
願っています。
消してはいけない復興の灯。忘れてはいけない命の光。
また明日も
ブログ読んでくださいね!