No.697
世界的に見ても
右利きの人口が多く
9:1の割合で
左利きの人は少ない。
原始時代の頃から
その割合が変わってないという
右利きが主になった理由は
様々な説があるが
人類が言葉を話すように
なったことに
由来する説が有力だとされる。
それには人間の脳が関係していて
言葉を話す時に使う
「言語野(げんごや)」という
領域がある左脳を使っている。
脳からの命令を伝える
神経は左右交差しているので
言葉を使う人間は
左脳が良く働くこととなり
右利きが増えてきたというのです。
理美容師さんにも
もちろん左利きの人がいますが
ハサミはほとんど右利き用なので
右手でハサミを持って
仕事をしてる人がほとんど。
右利きの人より
左利きの人の方が器用だと
いつも感じます。
脳と理美容師の仕事は
結構関係性があると
ぼくは思っています。
右脳は感覚派
左脳は理論派
なんて言われますが
理美容師の仕事の仕方も
右脳左脳で変わってきます。
右脳派(感覚派)の理美容師は
考え方や伝え方もそれまでに培った
経験や感覚を重視します。
お客様としても
その会話や技術に
いつの間にか引き込まれて
知らない間に
カッコよくなったり
可愛くなったりしてる
感覚に引き込まれます。
それがカリスマ性を生み出し
その時のインスピレーションを
主と考える為
「今回はどんな感じになるんだろう?」
といった先の見えないワクワク感を
味わうことが出来ます。
しかし
お客様との信頼が築けていないと
お客様と技術者との
経験と感覚のギャップから
説明が上手く伝わりにくく
お客様の信頼を欠いてしまう
可能性もあります。
左脳派(理論派)の理美容師は
プレゼンが上手なので
説明も明確かつ的確で
全てに法則性を見出し
安定感と裏付けによって
お客様が納得するスタイルを
提案します。
それによって
お客様自身の目と知識が肥えてき
納得して満足感や
充実感を味わうことができます。
逆に
法則性と安定感が何度も続けば
お客様はマンネリを感じてきます。
そういった時に新しい刺激を求め
他店へ浮気してしまいがちですが
それまで培ってきた目と知識は
お客様自身も肥えている為
浮気に失敗した時
更に信頼を増して戻ってくる
場合が多いです。
どちらにも偏っては
色んなお客様の対応ができないので
経験を積みながら理美容師さんは
右脳左脳両方混ざった
考えや知識で仕事をしています。
お客様であるあなたも
技術者と気が合うように
右脳派なのか左脳派なのか
ちょっと分かっとくと
良いかもしれませんね。
ぼくは右脳左脳8:2で感覚派の右脳使いです。
また明日も
ブログ読んでくださいね!