No.540
なんだかんだ言って甘い父
「髪の毛切って。」
不愛想にそう言ってくる娘。
仕事も終わって
片付けの最中に言ってくる。
もっと早く言えば
片付け前に切ったのに!と
妻は注意するのだが
なんだかんだ言い訳してくる。
まあまあと
中に入るぼくを
「ホントに甘いんだから!」と
ブツブツ言う妻。
そんなこともおかまいなしに
早く切れと言わんばかりに
椅子にドカッと座る娘。
ブツブツ言う妻をなだめながら
娘の頭を洗い
カットクロスを巻き
切る準備を整える。
長く伸ばすと言ってたのに
朝縛ったりするのが
めんどくさいから
短く切ってとぶっきらぼうに言う。
後ろはどのくらいの長さか?
横はどのくらいの長さか?
色々聞いてカットに入る。
カットしだすと
娘はタブレットで
韓流アイドルの
ミュージックビデオを
ひたすら爆音で見る。
カットしてる間は
娘とは会話もなく
ただ言われたとおりに
カットしていくぼく。
時折
鏡を見ては手で髪を払い
どのくらいに切られてるか
頭を左右に振りながら
確認して
何もないようだと
またタブレットに目をやる娘。
ベースカットを切り終わり
一度ドライヤーで髪を乾かし
毛量調整に入る。
もちろんドライヤーの最中でも
タブレットを見続ける娘。
毛量調節も終わり
もう一度ドライヤーをかける。
軽くブラシで
ブローして整えた髪を
合わせ鏡で見せて確認を取る。
髪を上から下へとなでて
左右に首を振って
確認する娘。
「まあいいよ。」って言って
さっさと奥に入っていく。
「まあいいよ。」って
良いのかダメなのかどっちやねん!
って娘にツッコむわけでもなく
床に落ちた娘の毛を
無言で片づける。
すでに妻も奥に入り
店にはぼくだけになっていた。
残りの片付けも
黙々とやり
全てを片付けると
ノートパソコンを開いて
明日のためのブログを
下書きする。
そうやって
ある一日が過ぎていくのです…。
基本的に子供二人には甘い父親なんです~。(笑)
明日もブログ読んでさ~い!
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